米国メディアの現在を鳥瞰する。
米国メディアの現在を鳥瞰する。
6つのメディアコングロマリッドと有力新聞社が、インターネットによるメディア変革の中心で必死に泳いでる。
Comcast/NBC, Fox, Disney, CBS/Paramount, AT&T, Verizon。媒体は光ファイバーによる固定通信、5Gを使った無線通信、最近ではイーロン・マスクの多数の衛星によるStarlinkが登場。さらに再編は進んでいく。
衛星放送の旧Direc TV、Dish Networkは戦線から敗退した。AT&Tは2015年に2000万の加入を持つ衛星放送会社Direc TVを買収したが、この5年間で500万加入の純減をした。今年の2月、現在のメディアサービスであるDirecTV、AT&T TV、U-verseを所有・運営する「DirecTV」という新会社を設立すると発表。設立にあたってTPGキャピタルと提携する。AT&Tは株式の70%を所有する。
CATVはコードカッティングでビデオ加入者の純減は著しい。だが、インターネットサービス加入者はそれを上回り伸長している。AT&TやVerizonは携帯電話での競争激化で光ファイバー投資が進まず、CATVに遅れをとった。
米国の有力新聞社は電子版の拡販に必死である。ニューヨークタイムス電子版は2020年12月末、500万加入を突破した。Foxグループのウォール・ストリートジャーナルは2020年12月末、電子版が246万加入となったと発表している。今のところこの2社が新聞の退潮阻止に成功している。
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