情報工房zukayer

じょうほうこうぼうズカイヤー 。Shimoda Yuji 元企業の戦略企画担当。メディアの動向と軍事情報ネットワークを研究中。

5月15日 ウクライナ東部戦況図

5月15日 ウクライナ東部戦況図

Military Land 地図に最新情報を追加。

https://militaryland.net/ukraine/invasion-day-80-summary/

状況

5/15 Ukraine War Map :ロシア軍はイジューム南のDovhen'keを占領

5/14 Military Land :ウクライナ軍はハリキュウ・チュグエフ地域からイジュームに向けて攻撃を開始。

5/14 Military Land :ロシア軍は、ポパスナ近くのオレクサンドロピリアの南の郊外に到着した。

5/15 twitter:ロシア軍は、ポパスナからオレクサンドロピリアを超えてビクトリフカに進撃。

*ポパスナ地域のロシア軍は報道以上に進軍しているようだ。メディアの報道はウクライナ軍の反転攻勢を強調し過ぎる傾向がある。

*現時点でセベロドネツク方面の進捗レポートはないが、ロシア軍の攻勢が気に掛かる。

ポパスナ近郊 Googleマップ 220515

ウクライナ東部戦況図 22/05/15



5月14日ウクライナ東部戦況

5月14日ウクライナ東部戦況

5月13日「 英国防省ツイッター:セベロドネツク西方でドネツ川を渡河するロシア軍部隊をウクライナ軍が攻撃し、ロシア軍に大きな被害が出た。」

セベロドネツク周辺、Googleマップより

5月14日「 Ukraine War Map:ロシア軍はポパスナから約2km北へ進撃しOleksandropilliaを占領した。」5月8日にポパスナを占領してから6日間が経過して2Kmの進撃なので、かなり遅れていると思われる。

ポパスナ

5月13日「Military Land:ロシア軍はM03高速道路(Izium – Slovyansk)に沿って南下し、Bohorodychne付近でウクライナ陣地を攻撃したが、撃退された。」ウクライナ軍第81独立空中機動旅団の陣地と思われる。

状況は

5月12日、ウクライナ軍はリビージュネとボジェボディフカから撤退し、セベロドネツクとプリビリアに向かった。セベロドネツクを巡る攻防は激しい。ポナスパから北上するロシア軍の進撃が早まると包囲される危険がある。セベロドネツクとそのすぐ南のリシチャンスクが落ちるとルハシンク州全土が落ちることになり、戦略上重量な時期である。

ウクライナ東部戦況図 2022/5/14

 

5月13日 ウクライナ東部戦況図

5月13日 ウクライナ東部戦況図

Military Land 地図に最新情報を追加。

https://militaryland.net/ukraine/invasion-day-78-summary/

5月13日 Ukraine War Map:ロシア軍、リビージュネとセベロドネツクの間のボジェボディフカを占領した。現在、リビージュネ南部のゾリアにも侵出。

5月12日 Military Landウクライナ軍は、リビージュネとボジェボディフカからセベロドネツクとプリビリアに向かって撤退。ボジェボディフカとセベロドネツクを結ぶ橋を爆破した。ロ軍はノボセリフカ地域でウクライナ軍前線を突破しようとしたが、攻撃は撃退された。オレクサンドリフカとShandryholoveで戦いが続く。

5月12日 6:45 ET  ISW 戦争研究所:ロ軍は5月12日の時点でルビージュネのほぼすべてを支配し、セベロドネツクの北にあるボジェボディフカの町を占領した可能性が高い。彼らは、今後数日のうちにセベロドネツクまたはその周辺で地上攻撃を開始する可能性がある。

ウクライナ軍は、東部ではロシア軍の猛攻をかろうじて防いでいる状況である。

5月13日 ウクライナ東部戦況図

 

5月12日、ウクライナ東部戦況図

ウクライナ東部戦況図です。

「Military Land 」5月6日の地図に最新情報を追加した。

5月6日 Military Land:露軍はノヴァ・ドミトリフカ近くのウ軍陣地を攻撃したが失敗。

5月11日 ロイター:5月11日夕、ウ軍、リビージュネを奪還したと見られる。

5月12日 BBC News:リシチャンスクでウ軍、露軍の浮き橋を破壊し、撃退。

5月12日 ロシアTV:露軍、ポパスナ占領。

5月12日 ロシアTV:露軍、占領したリビージュネの映像を公開。 

ここ1週間は一進一退の状況だ。

https://militaryland.net/ukraine/invasion-day-72-summary/

ウクライナ東部戦況図 22/05/12

 

 

サキちゃん退任!後任はジャンピエール副報道官。

サキ大統領報道官が13日に離職し、後任にジャンピエール副報道官を昇格させると5日発表。黒人女性初のホワイトハウス報道官であるとともに、LGBTQ+(性的少数者)を公にしている初の報道官。やっぱりサキさんはMSNBCに行くのかな。

Assistant to the President and White House Press Secretary: Jen Psaki

Deputy AP and Principal Deputy Press Secretary: Karine Jean-Pierre

バイデン政権の構造220506

 

沖縄市長選は4月24日投開票で、自民、公明推薦の現職・桑江朝千夫氏が3選!

沖縄市長選は4月24日投開票で、自民、公明推薦の現職・桑江朝千夫氏が2万9738票を獲得し、森山政和氏(立民、共産、社民、社大、新しい風・にぬふぁぶし推薦)に1万89票の大差で3選した。当日有権者数は11万289人。投票率は過去最低の45・14%。

29,738 桑江朝千夫 無現

19,649 森山 政和 無新

7月10日参院選、9月11日県知事・宜野湾市長選、10月9日豊見城市長選、11月那覇市長選へと闘いは続く。

2022年の沖縄県市長選挙

 

沖縄メディアの今とこれから

沖縄のメディアがよく話題になるが、それぞれの社が持つ特徴や個性を理解して微妙な違いを知ることが大切だ。これから参院選、知事選があり、言論環境が大きく変化せざるを得ないからだ。

 2大紙の一つである「沖縄タイムス」は戦後の1948年に創刊された。那覇市久茂地のタイムスビルには朝日新聞那覇総局がある。つまり、朝日新聞と仲良しだ。このビルは2012年に国場組、金秀建設、大島組、屋部土建が施工した。1954年の「琉球放送」の設立にも関わり9,99%の筆頭株主である。1960年にはTBS系となるテレビ放送も開始した。1995年に朝日新聞グループが「琉球朝日放送」を立ち上げる際、旧郵政省に設備共用を認めてもらい同一場所で免許を受けた。琉球朝日放送には、琉球放送が8%、沖縄タイムスが6.97%出資している。

 もう一方の琉球新報は創刊1893年・明治26年の老舗だ。那覇市泉崎の琉球新報ビルには毎日新聞西日本新聞那覇支局がある。要するに毎日新聞のお友達だ。このビルは2018年に金秀建設、大米建設(前衆議院議員下地幹郎の縁戚)、仲本工業が施工したが、沖縄の有力企業である国場組(衆議院議員 國場 幸之助の縁戚)がパージされ問題となっていた。1960年「ラジオ沖縄」の開局に関わり、6.41%出資。かつて「オール沖縄」のメイン企業だった金秀本社が29.3%の筆頭株主である。

 1959年開局したフジテレビ系列の「沖縄テレビ放送」はフジメディアが30.2%の筆頭株主である。本社のある国和プラザビルには産経新聞那覇支局を置いている。

朝日、毎日以外の日経、日テレ 、読売、共同は久茂地セントラルビルに支局を置いている。時事通信だけ那覇市泉崎に支局を置いている。

 ウクライナ戦争、台湾危機、参院選、県知事選を経て、沖縄メディアのトップである新報、タイムスがどう変化するのか、よく見ておこう。

朝日と仲良しの沖タイと毎日と友達の新報にどんな違いが拡がるのか面白い。

沖縄メディア220420