情報工房zukayer

じょうほうこうぼうズカイヤー 。Shimoda Yuji 元企業の戦略企画担当。メディアの動向と軍事情報ネットワークを研究中。

5月14日ウクライナ東部戦況

5月14日ウクライナ東部戦況

5月13日「 英国防省ツイッター:セベロドネツク西方でドネツ川を渡河するロシア軍部隊をウクライナ軍が攻撃し、ロシア軍に大きな被害が出た。」

セベロドネツク周辺、Googleマップより

5月14日「 Ukraine War Map:ロシア軍はポパスナから約2km北へ進撃しOleksandropilliaを占領した。」5月8日にポパスナを占領してから6日間が経過して2Kmの進撃なので、かなり遅れていると思われる。

ポパスナ

5月13日「Military Land:ロシア軍はM03高速道路(Izium – Slovyansk)に沿って南下し、Bohorodychne付近でウクライナ陣地を攻撃したが、撃退された。」ウクライナ軍第81独立空中機動旅団の陣地と思われる。

状況は

5月12日、ウクライナ軍はリビージュネとボジェボディフカから撤退し、セベロドネツクとプリビリアに向かった。セベロドネツクを巡る攻防は激しい。ポナスパから北上するロシア軍の進撃が早まると包囲される危険がある。セベロドネツクとそのすぐ南のリシチャンスクが落ちるとルハシンク州全土が落ちることになり、戦略上重量な時期である。

ウクライナ東部戦況図 2022/5/14