米国務省にサイバースペース・デジタルポリシー局発足
4月4日、米国務省にサイバースペース・デジタルポリシー局が発足した。
(CDP:Bureau of Cyberspace and Digital Policy)
「サイバースペースとデジタル外交に関する作業を主導、調整し、サイバースペースにおける責任ある国家行動を奨励し、ネットインフラの整合性とセキュリティを保護」する。(国務省WEB)
ロシアや中国など独裁的な政権のインターネットへの影響力が強まる世界で、米国の外交政策にデジタルセキュリティを取り込むことが目的である。
国務副長官が管掌し、上院で承認された大使が率いることになるが、それまでは国務省外務局のキャリアであるジェニファー・バクスが、CDP局の国務副次官補を務める。CDP局には、国際サイバースペースセキュリティ、国際情報通信ポリシー、デジタルフリーダム(デジタル技術に関する権利保護)の3つの部局がある。
Jennifer Bachus CDP局国務副次官補
: Principal Deputy Assistant Secretary for the CDP bureau.
Michele Markoff 国際サイバースペースセキュリティ
: Acting Deputy Assistant Secretary for International Cyberspace Security
Stephen Anderson 国際情報通信ポリシー
: Acting Deputy Assistant Secretary for International Information and Communications Policy
Blake Peterson デジタルフリーダム : Acting Digital Freedom Coordinator
国務長官 S: Secretary of State
国務副長官 DSS: Deputy Secretary of State
国務次官 USS: Under Secretary of State
国務副次官 DUSS: Deputy Under Secretary of State
国務次官補 ASS: Assistant Secretary of State
国務副次官補 DAS: Deputy Assistant Secretary of State
国務副次官補代理 Acting Deputy Assistant Secretary of State
無任所大使、特使 Ambassador-at-Large
局長 Director